不貞行為に関する慰謝料請求の流れと注意点を解説
公開日:2025年11月10日
最終更新日: 2025年11月11日

「慰謝料請求したいけど、何から手をつけるべきかわからない」「相手の住所が特定できない」と不安を抱えていませんか?
慰謝料請求は時効や法的な条件があり、疑問や不安が尽きないことでしょう。
本記事では、慰謝料請求を成功させる方法と住所特定調査の重要性など、疑問を一つずつ解消していきます。
まずは、今抱えている不安や状況をお聞かせください。
福一調査会は秘密厳守の無料相談を通じて、最善の解決に向けた具体的な一歩をサポートいたします。
不貞行為と慰謝料請求の基本知識

不貞行為とは何か?
既婚者が配偶者以外の者と自由な意思に基づき肉体関係を持つことを指します。
一般的に言われる不倫や浮気の中でも、性的な関係があった場合に「不貞行為」と見なされます。
これは、夫婦がお互いに貞操を守る義務を負っているにもかかわらず、一方的にその義務を破る不法行為です。
この行為は、裏切られた配偶者に精神的な苦痛を与え、離婚原因や慰謝料請求の理由となります。
慰謝料請求の法律的背景
慰謝料請求の法律的根拠は、民法第709条に基づいています。
不貞行為を行った者は、故意または過失によって他人の権利(配偶者の貞操権)を侵害し、精神的な損害を与えたと見なされます。
この損害に対して支払われる賠償金が慰謝料です。
請求するためには不貞行為の事実と、それによって精神的苦痛を負った理由を証明する必要があります。
民法709条は、不法行為に基づく損害賠償請求権を定めています。
慰謝料請求が可能な条件

慰謝料を請求できる具体的な条件
不貞行為に対する慰謝料請求には、主に三つの条件が必要です。
- 法的に有効な婚姻関係が存在していること
- 配偶者と不倫相手の肉体関係を示す確実な証拠があること
- この不貞行為によって、精神的苦痛を負った状況と理由を証明できること
上記の条件が揃って初めて、不法行為に基づいた慰謝料請求が可能となります。
証拠が不十分だと請求は難しくなります。
浮気・不倫相手への請求条件
不倫相手に対して慰謝料を請求する条件は、その相手が「悪意」または「過失」をもって不貞行為に関与したことです。
つまり、不倫相手が婚姻関係を知っていた(悪意)か、知らなくても少し注意すれば知ることができた(過失)可能性がある状況でなければなりません。
もし、婚姻関係を知らなかったと証明された場合、請求が認められないケースも。
請求できないケースの具体例
慰謝料を請求しても認められないケースは、いくつかの可能性があります。
主な理由は、不貞行為の証拠が不十分な場合です。
例えば、単なる仲の良いLINEのやり取りや写真以外に、肉体関係を示す証拠がない状況など。
また、すでに夫婦関係が破綻していたり、精神的苦痛の証明ができない場合も請求が難しくなります。
さらに、不倫相手の住所や氏名がわからないと、そもそも誰に対して請求すべきか特定できず手続きを進められません。
慰謝料請求を成功させる住所特定調査
慰謝料請求を行うためには、相手の氏名と現住所の特定が必須条件です。
しかし、不倫相手の住所がわからないというケースは少なくありません。
福一調査会では、このような請求できないケースを解決するための住所特定調査を実施します。
住所特定調査は、弁護士と連携した内容証明郵便の送付や、訴訟の提起といった法的手続きを可能にする重要なステップとなります。
探偵の住所特定調査とは?

住所特定調査とは、居場所や行方がわからない対象者の現在の居住地や所在を突き止める調査です。
単に住所を調べるだけでなく、ご依頼の目的に応じて勤務先や行動パターンを収集するケースも。
福一調査会では、すべての調査に対応しているわけではございません。
探偵業法に基づき、調査には正当かつ合法的な理由が明確に必要となります。
- 養育費や婚姻費用の請求
- 訴訟・裁判に必要な書類送付
- 不貞行為の相手方(不倫相手)への慰謝料請求など…
違法な目的(ストーカー行為、差別的な目的など)でのご依頼は、固くお断りしております。
探偵はどうやって不倫相手の住所を調べるのか?
探偵が不倫相手の住所を特定する場合、違法な手段は一切使いません。
主な手法は、尾行や張り込みなどの行動調査、オンライン調査、ご提供いただいた情報から収集します。
住所特定調査の費用

福一調査会の住所特定調査は、1時間あたり1名6,000~8,000円で、調査員が2名体制であれば、1時間12,000~16,000円です。
さらに調査時間が長くなるにつれ、調査費用がお得になる「ボリュームディスカウント制」を採用しています。
これにより、最大で調査員1時間あたりの調査料金は、1時間6,000円で業界最安値です。
住所特定調査の費用相場と料金内訳

住所特定調査の費用は、調査の難易度や情報量によって大きく異なり、非常に幅がありますが、一般的な相場としては、おおよそ10万円から70万円程度です。
しかし、事前の情報量や調査期間によって100万円以上になる可能性も。
「住所特定調査の費用と仕組み」「調査を安く抑えるためのポイント」につきましては、以下の記事をご確認ください。
ご相談から依頼までの流れ
STEP1:ご相談・ヒアリング(無料)
お電話またはメールでご相談内容をお伺いし、調査の目的や不安点を明確にします。
↓
STEP2:調査プランのご提案とお見積もり
状況に応じた最適な調査プランをご提案し、明確なお見積もりをご提示します(追加費用なしの明朗会計)。
↓
STEP3:契約・調査開始
内容にご納得いただけましたら契約を結び、調査を開始します。
↓
STEP4:調査途中のご報告(必要に応じて)
状況に応じて中間報告を行います。
ご希望により、調査終了後の都度報告・リアルタイムでの進捗報告・最終報告書の提出など、柔軟に対応いたします。
↓
STEP5:調査結果のご報告・今後のアドバイス
調査結果をご報告し、今後の対応(話し合い・婚約破棄・結婚継続)についてアドバイスを行います。
必要に応じて、弁護士やカウンセラーなどの専門家のご紹介も可能です。
慰謝料の相場と増額の可能性

一般的な慰謝料の相場
不貞行為の慰謝料は、離婚の有無で大きく変わります。
離婚しないケースでは数十万円~100万円程度、離婚に至る場合は200万円前後となることが多いです。
ただし、不貞行為の期間や悪質性、夫婦関係の状況、精神的苦痛の程度などによって変動します。
特別な事情による増額要因
通常の相場以上の慰謝料が認められるのは、特別な事情があるケースです。
例えば、不貞行為が長期間にわたる、不貞相手が妊娠・出産したなどの状況が増額要因となります。
また、不貞行為以外の悪質な行為があった場合も増額の対象です。
不貞行為以外の悪質な行為の具体例
以下の事例が裁判で認められると、慰謝料の増額につながります。
長期の婚姻期間

婚姻期間が20年以上の長期間に及ぶにもかかわらず、不貞行為を行った場合。婚姻生活への裏切りが大きいとみなされます。
不貞行為の期間と態様

不貞行為が長期間(数年単位など)にわたって継続していたり、頻繁に行われていたりする場合。
不貞行為後の対応の悪質性

不貞行為が発覚した後「開き直る」「暴言を吐く」「証拠を隠蔽する」など、誠実な対応を拒否した場合。
精神的・肉体的虐待

不貞行為とは別に、配偶者に対するDV(ドメスティック・バイオレンス)やモラハラ(モラルハラスメント)があった場合。
家庭生活への影響

不貞行為の結果、多額の借金を作った、生活費を渡さなくなったなど、家庭の経済的基盤を揺るがす行為があった場合。
子への影響

不貞行為やその後の言動が未成熟の子どもに著しい精神的苦痛や悪影響を与えた場合。
不貞行為に関する裁判の流れ

調停と裁判の違い
慰謝料請求の解決方法には、主に調停と裁判があります。
調停は、裁判所で調停委員が仲介役となり、当事者同士が非公開で話し合い、合意による解決を目指す手続きです。
一方、裁判は公開の法廷で法的な判断を求めます。
別居の有無など、事実関係を厳密に審理し、合意なしでも裁判官が判決を下します。
どちらを選ぶかは、相手との和解の可能性で検討します。
裁判における証拠の重要性
裁判で慰謝料請求を認めさせるには、証拠が勝敗を左右する最も重要な要素となります。
単なる口約束や推測だけでは、法的な判断は得られません。
裁判で有効な証拠とは、不貞行為の事実を客観的に証明できるものです。
例えば、
- 探偵による調査報告書
- 肉体関係を示す写真や動画
- 明確なやり取りが残るメールやLINEなど
証拠が不十分な場合、請求が認められない事例もあるため、証拠収集は裁判の準備として最優先で行うべきです。
証拠不備への対応も可能です
お持ちの証拠に不備や不足がある場合、その状態では慰謝料請求の手続きを進めることが困難になります。
福一調査会では、まずお預かりした情報を専門的に精査し、不足している証拠を明確化します。
その上で、法的に有効な「不貞行為の証拠(肉体関係を示す証拠)」を確実に得るための調査を実施し、慰謝料請求を成功へと導きます。
不貞行為に関するよくある質問

慰謝料請求の時効について
慰謝料請求には時効があります。
不貞行為の事実と不倫相手を知った日から3年間で請求権が消滅します。
この期間を過ぎると、原則として慰謝料を請求できなくなります。
また、不貞行為があった日から20年が経過した場合も時効となります。
時効を中断させる手続きもあるため、期間が迫っている場合は弁護士や探偵に相談し、適切な対応をとりましょう。
配偶者と不倫相手の両方に請求できるのか?
配偶者と不倫相手の両方に慰謝料を請求することは可能です。
不貞行為は、夫婦関係を侵害する共同不法行為とみなされます。しかし、慰謝料は二重取りできません。
例えば、全体で200万円と認められた場合、どちらか一方、あるいは両方から合計で200万円を受け取ることになります。
探偵調査の満足度と相談窓口

総合探偵社福一調査会は、住所特定調査に特化した探偵社です。
過去の調査事例では、ご依頼者様の94%が「依頼してよかった」と回答しています。
※2022年8月1日~2025年4月1日まで自社調べ(ご依頼者様152人にアンケート調査結果)

他社で調査をお願いしていましたが、判明したのは実家の情報で、そこに不倫相手は住んでいませんでした。
どうしても諦めることができず、担当さんが信頼できると思ったので調査を依頼。
結果まで少し時間はかかりましたが、不倫相手の現住所が特定できたおかげで、無事に慰謝料請求もできました。

妻の不倫相手が自宅を複数も持っており、どうすればいいのか困り果て調査を依頼しました。
調査の結果、相手は別宅が4つあり、既婚者であることもわかりました。
家族が住んでいる住所も特定できたので、今後どう動くか話を進められます。

LINEのやり取りと数枚の写真があり、慰謝料請求のための住所特定を依頼しました。
相談の時点で、証拠として弱い可能性があると指摘を受け、同時に浮気調査もお願いすることに。
正直あまりお金をかけたくなかったので、予算内で住所と浮気の証拠も取れて感謝しています。

不倫相手に内容証明を送ったところ、宛所不明で戻ってきまい調査を依頼しました。
調査の結果、不倫相手は地元に戻っており、実家のすぐ近くに引っ越ししていました。
再度、内容証明を送ると逃げられないと察したのか、無事に支払われました。
無料相談窓口

「証拠がない」「住所がわからないから」と、慰謝料請求を諦める必要はありません。
諦める前に、ぜひ福一調査会にご相談ください。
探偵の住所特定や不倫調査は、裁判で通用する決定的な不貞行為の証拠と、手続きに必要な住所を特定する有効な手段です。
精神的苦痛に正当な償いをさせるために全力でサポートします。
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365日24時間、いつでもご相談いただけます。匿名でのご相談も可能です。
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