従業員が在庫を横領したので解雇した|証拠収集調査体験談
『明らかに自社の在庫状況が合わない中、メルカリで大量に在庫と同じ物を転売しているアカウントを見つけたんです』そう相談にお越しいただいたのは、福岡県在住50代男性です。横領は、どの業界にもあり、発見するのが難しいケースが多い難しい問題です。近頃は、法人からのご依頼も増えてきておりますが、こういった商品横領などの内容は年々増えてきているように感じます。今回はこちらの男性の証拠収集調査体験談をご紹介致します。
【この記事は下記の方に向けた内容です】
・会社を経営されている方
・横領されているかもしれないと感じている方
・不審なメルカリアカウントを見つけた方
・在庫状況が合わず、解決できない方
・従業員を解雇したいと考えている方
【従業員が在庫を横領?解雇にするため、証拠収集調査を依頼したきっかけ】
もしかしたら、このアカウントは自社の在庫を横領した上で転売しているのかもしれない…?
私は福岡県にて換気扇などの機材を取り扱っている会社を経営しています。近頃、在庫管理を行っていても在庫数が出荷分と合わないことが多く、困っていました。棚卸しを頻繁に行うようにしても合わず、どうしたものかと…。かといって、換気扇なので物が大きく、外部の人から盗まれていたら従業員なり、誰かしらが気付くのではないか?そんな風に考えていました。そんなある日、ひとりの従業員から『このアカウントを見てください』とメルカリのアカウントを見せられました。そこには自社で取り扱っている商品がずらっと出品され、全て完売していました。これが自社のものであれば、在庫数が合わないことも納得がいきます。
そこで弁護士に相談しにいきました。ですが、恐らくこれは自社のものだろう、という内容ではなく自社で仕入れた物を転売している、という確固たる証拠が必要と言われてしまい、動けず仕舞いとなってしまいました。
逆に、証拠を収集することさえできれば動くことは出来るそうです。自分でどうにか犯人を見つけようと思い、防犯カメラの設置なども考えましたが、実際に防犯カメラを付けたら盗みをしている犯人はそれを見つけて動かなくなるのではないか?無かったことにされてしまう可能性があると考えました。更に、メルカリのアカウントを弁護士先生に開示していただけたらいいのではないか?とも考えましたが、開示請求するには本人(犯人)の合意書が無いと開示不可との事でしたが、本人の合意書を取るのは難しいです。どうにか解決の糸口を見つけられないかなと藁にもすがる思いで、探偵事務所さんへお願いしようと考えました。
【従業員が在庫を横領?解雇にするため、証拠収集調査を依頼した結果】
思いもよらぬ人物が、大量の在庫を堂々と持ち帰っていました
信じられない結果となりました。勤続28年にもなる大ベテランの従業員が横領をしていたことが発覚しました。更に、信頼をしてその従業員に在庫管理も頼んでいたのです。『在庫数が合いませんね』この件でいつも相談に乗ってくれており、いつも一緒に悩んでくれていたように感じていた彼が犯人だったなんて、信じられない気持ちでいっぱいです。
【従業員が在庫を横領?解雇にするため、証拠収集調査を行ってどうしましたか】
解雇をすることも視野に入れて考えています
初めに探偵さんからご報告を受けた際には、何かの間違いなのでは無いかと思ったほどです。在庫管理をお願いしている時間は、確かに彼は在庫室に1人きりになります。その時間に自家用車に自社の在庫を積み替えている様子も証拠として収集出来ています。
ずっと誠実に一緒に仕事をしてきたと思っていた人間なので、悩みましたが懲戒解雇を検討しています。とはいえ、このご時世解雇規制など少しでも誤ったことをしてしまうとこちらの立場がすぐに悪くなってしまい、最悪なケース訴訟ごとまで持ち込まれてしまう可能性があるというお話を聞きました。それは一番に避けたいので、弁護士さんにも並行して相談をしながら、調査を進めている段階です。とはいえ、ずっと一緒に仕事をしてきた人間でこちらも彼に情があります。本人に、直接問いただしてみてどうにか解決できないものなのか…。
そんな風にも考えましたが、探偵さんにも弁護士さんにも今の段階であればまだやめておいた方がいい、証拠収集をもう少し念入りに行った上でアクションを起こすかどうかを検討すべきと止められました。念には念を、しっかりと今後のことを考えた上で調査も抜かりなく行い、相談を進めながら検討していきたいと考えております。
【従業員が在庫を横領?解雇にするため、証拠収集調査を利用した感想】
探偵がすぐに調査してくれて助かった
探偵さんに相談をして契約後、即日で動いていただけたことに驚きました。証拠収集となると犯人がいつ動くのかが分からない分、すぐに調査をしていただけて、とてもありがたいですね。また、証拠を取るならこの時間が怪しい!と思っていた時間に調査を依頼しようと思っていたのですが専門調査員の方に概要を話したところ、最初は状況確認を含めて広めの時間から始めた方がいいとアドバイスをいただくことが出来ました。
結果論となりますが、私の考えていた時間は全て外れていて、時間も広く設定していただけていなかったら証拠収集が出来ていなかった、無駄な調査時間となっていたなと思いました。やはり、素人個人の考えた内容で動いていくのではなく、しっかりと専門の方にご相談の上で調査をお願いすることが問題解決に近づく何よりの方法だと思います。
【24時間相談窓口】
今回のようなケースは、まさに横領罪に該当します。横領罪は「自己が占有する他人の物を自分の物にする」という立派な犯罪です。犯人は、犯罪を犯しているというほどの大きな罪の意識なく『バレなければいいだろう』と気軽に行っているケースがほとんどです。また、依頼人の方が考えていたように防犯カメラを付けることが全く抑止にならない場合も考えられます。というのも、こういった横領などを行う犯人は私たちが考えるような陰湿な手口だけではなく、もっと堂々と行っているような証拠が収集できることは多くあります。
そういった意味でも、依頼人の方が考える範疇のことはもちろん、私たちが今までの実績を踏まえて調査の内容や時間を提案することがあります。完全に依頼人の方の考え方で調査を進めることもできますし、私たちのアドバイスの元進めていくことも可能です。内容はもちろんのこと、進め方や理想のゴールについても詳しくお話いただけたらと思います。私達、総合探偵社福一調査会ではあなたに寄り添って一番の解決策を一緒に考えていきます。ご自身での判断に悩んだ際には専門家の探偵に相談しましょう。
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