顧客情報が漏洩？|潜入調査体験談

『会社を辞めたAさんの転職先の会社に乗り換える顧客様が増えているのです』そう語るのは、長崎県在住60代男性です。もしかして、顧客情報を持ち出して悪用しているのではないか？そう思ったら放っておくわけにはいかないですよね。最近では某寿司チェーン店の役員が、ライバル企業に転職後、大事な仕入れ先や原価仕入れを持ち出して一大ニュースになりました。今回は企業の情報漏洩がないか調べてもらいたいという、潜入調査体験談をご紹介いたします。

【この記事は下記の方に向けた内容です】

・企業でお困りのことがある方
・顧客情報が漏れているような気がする方
・情報漏洩問題がある方
・退職した従業員と揉めている方
・リスクを回避したい方

【顧客情報が漏洩していると思ったきっかけ】

従業員からの最近の状況により疑念が湧いてきました

私は電力会社に勤める60代男性です。職種は営業の従業員をまとめる統括をしており、営業成績などが伸び悩んでいる従業員の指導を行っております。私の下についている従業員は営業で、お客様先へ訪問してフォローや、不動産会社から振ってもらった新規のお客様との契約などを交わすような内容となっています。ある日、1人の従業員と昼食を食べていた時に近況の悩みを話してくれました。『自社を辞めたAさんの会社に乗り換える顧客様が増えているのです。そのせいで解約が続いており、新規顧客を掴んだところでプラスマイナスゼロの状況で困っています。』とのこと。

Aさんというのは2ヶ月前に体調不良を原因に自主退社をしました。後に競合他社への引き抜きであったことがわかり、現在はそちらの競合他社で働いている人物です。Aさんには、退職前顧客リストを渡しており、言われてみればたしかに最近解約が続いているのはAさんの管轄していた顧客ばかり…。さすがにおかしいと思い、上司に相談したところ、顧客情報の持ち出し、さらには競合他社へ情報を流している可能性があるとして大問題となりました。そこで、探偵事務所さんへご相談させていただき、今回のご依頼に至りました。

【漏洩の内容を確認するため、潜入調査を依頼した結果】

思っていたよりも酷い事態に

今回、この件をご相談し、素行調査としてお願いしようかと思いました。ですが、素行を見たところで調査が難しい可能性があるとのことで、思い切って大規模に潜入調査をお願いすることにしました。調査の結果、該当者Aさんは、やはり、退職時に顧客リストをそのままUSBにいれて持ち出していることが発覚しました。さらに競合他社へ情報を持ち込み、謝礼金をも受け取っていることが分かりました。さすがに悪質すぎるということで法的手段を取りたいと考えています。

【漏洩していることがわかってどうしたか】

さすがに悪質すぎる内容、許せません

信頼して顧客リストを渡していましたし、当たり前ですが、その情報を他社に、それも競合である会社に流して使っていいはずありません。さらに、実際にその顧客様たちは、私たちとの契約を解約した上で、Aさんの在籍する他社へ乗り換えているという裏付けも取れました。また、その顧客様には直接Aさんが訪問して事情を伝えた上で、弊社のことを悪く吹き込み、解約をさせていたことまでも判明しました。

やはり、隠していても悪事は必ず明るみになりますね。今回の件は上司のさらに上の会長にまで話が回り、かなり大事となっています。適切な法的手段をとりたいと考えております。そこで探偵さんへご相談させていただいたところ、よくお引き受けされているという弁護士さんがいるという話になりましたので、ご紹介をいただくことになりました。調査をして終わり、というわけではなかったのでとても安心できました。

【調査依頼したその後】

少し大袈裟なのかな？と考えていました

この件を従業員から聞いた時に、わざわざ調査をすることはさすがに大袈裟なのかな？とも思いました。ですが、実際に調査をお願いしてみて思ったことは、やはり少しでも気になったり違和感を感じたのならば実情を確かめる必要があるということです。今回も正直ここまで酷いものとは思ってもみませんでした。ですが、調査をして出てきた情報は信じられないものでしたし、これをこのまま放置していたらもっとやりたい放題されてしまっていたと思います。

もし、大袈裟なのかなと考えるようなことであっても一度ご相談することを強くお勧めいたします。あまりに大袈裟な内容であったり、お引き受け出来ないようなことであればキッパリと伝えていただけることもあると探偵さんは言います。不正行為をそのままにしておくことは会社にとっても自分にとっても不利益になることばかりです。今回はご相談させていただけて本当に良かったと感じています。ありがとうございました。

【24時間相談窓口】

今回のような顧客情報の盗難や、不正利用に関連する事は、法的問題が発生する可能性があります。個人情報保護法やデータ保護規制に違反すると、企業は法的な罰則や損害賠償のリスクに直面する可能性があります。また、顧客情報の持ち出しや漏洩は、企業の信頼性や信用を損なう可能性があります。顧客は、自分たちの情報が安全に保護されていない企業との関係を継続することに対して懸念を抱く可能性があります。
これらのリスクを軽減するためには、データセキュリティ対策を強化する必要があります。顧客情報の適切な暗号化、アクセス制御の実施、セキュリティ意識の向上、定期的なセキュリティ監査などが重要です。また、従業員に対しても適切なトレーニングとガイドラインの提供を行うことも重要です。わたしたちに状況を一度ご相談ください。福一調査会では、あなたに寄り添って一番の解決策を一緒に考えていきます。まずは無料相談からお聞かせください。