友達と一緒に起業した息子が心配…|探偵調査を活用した解決事例紹介
公開日:2025年9月17日

息子が友達と起業する。そう聞いた親御さんは「事業がうまくいくのか?」「友達と揉めるのではないか?」色々心配になってしまうのではないでしょうか。
今回は、息子が友達と起業した後、トラブルに巻き込まれてしまった。という長崎県長崎市在住の50代男性からの調査依頼体験談をもとに、息子が友達と起業する際にどのようなトラブルが想定されるか、起業する前に確認しておくべきポイント、実際にトラブルに巻き込まれてしまった際の解決方法をご紹介します。
この記事を読んでわかること
・実際の体験談から見える現実
・息子が友達と起業すると言いだしたときに起こりやすいリスク
・トラブルを回避するために親ができる予防策とサポートの方法
・トラブルに直面した際の相談先と役割
- お子さんが起業しようとしていて不安を抱えている
- お子さんがすでに起業されていて実態を確認したい
- 起業が原因でトラブルに巻き込まれてしまっている
- 息子の人間関係に反社の影がある
上記に該当する方は一度当社の無料相談からお問い合わせください。
当社では、現状を丁寧にお伺いし、問題点を整理したうえで、解決につながる調査プランやお見積りなど24時間365日無料でご提案しています。被害に遭う前の予防としても、すでにトラブルに直面しているケースでもご相談いただけます。
お子さんに関わる大切な判断を一人で抱え込まず、まずはお気軽にお悩みをお聞かせください。
【体験談】息子が友達と起業したことから探偵調査に至るまで

息子から突然「友達と起業することにした」と告げられたとき、正直に言えば驚きと不安が入り混じりました。息子は高校卒業後、私の建築関係の仕事を手伝っていましたが、考え方の違いから衝突が絶えず、現場でもぎこちない雰囲気が漂っていました。
そんな中で耳にした起業の話。
しかも相手は地元でも評判の良くない同級生だったため、胸騒ぎを覚えたのをはっきりと記憶しています。
息子が同級生と起業すると言い出した背景
息子は23歳。まだ社会経験も浅く、親としてはもう少し堅実に進んでほしいと思っていました。私の仕事を手伝う中で息子は「自由にやりたい」「もっと自分の力を試したい」と口にすることが増え、ある日「同級生が水道工事で独立するから、一緒に会社をやる」と言い出したのです。
ところがその同級生の家族については、兄が反社との繋がりを持っているという噂もあり、私には到底安心できる話ではありませんでした。
息子が家を出て行き、連絡が取れなくなった
「やめておけ」と伝えても、息子は一切耳を貸しませんでした。むしろ反発心を強めたのか、家を飛び出すように出て行ってしまいました。
その後、しばらくは連絡が取れない日が続き、親としての不安は増すばかり。
どう声をかければよかったのか、親子の関係をこじらせてしまったのではないかと悩む日々が続きました。
息子の同級生から異変を聞かされる
半年ほど経った頃、私の建築現場でアルバイトをしていた息子の同級生から「最近、〇〇(息子の名前)は同級生の兄弟にずっと一緒に暮らさせられて、携帯も取り上げられているらしい。朝から晩まで休みなく働かされている」と信じがたい話を耳にしました。
その内容は冗談や噂では済まされないほど具体的で、背筋が凍る思いがしました。息子が危険な状況に巻き込まれているのではないか、直感的にそう感じました。
慌てて警察に相談しましたが、息子が強制的に働かされているという点については、「ご本人から直接の申告がない限り、事件として扱うことはできません」と言われました。確かに、私が耳にしたのはあくまで同級生からの話であり、息子本人の訴えがなければ証拠も乏しい。親としてはすぐにでも助けたいのに、法律の壁に阻まれてしまい、どう動けばいいのか分からなくなりました。最初はただ「反発心から家を出て友達と起業するのだろう」と考えていました。しかし現実は、想像以上に過酷で危険な状況にまで進んでいました。家族だけではどうにもできないと痛感し、解決策を探していた中で、第三者の視点から息子や同級生の実態を調べてもらえる探偵の存在を知り、実態を確認してもらいながら解決への糸口を見つけようと考えるようになりました。そうして最終的に、こちらの探偵事務所に依頼することを決めたのです。
調査結果|息子を取り巻く反社トラブルの実態

そのうえで状況に応じて一緒に解決策を考えていこうと言ってもらえたことが、親として何より心強く感じられました。そして実際に調査が始まると、不安は現実となり、第三者の目で見た息子の現状が浮かび上がってきました。
過酷な労働と監視下での生活
調査の結果、息子は朝早くから夜遅くまで休みなく働かされていました。表向きは「一緒に起業した仲間」という形でしたが、実際には現場作業を強制され、まるで使い捨ての労働力のように扱われていたのです。
さらに住まいも同級生の兄弟や従業員と同居しており、自由に行動できる状況ではありませんでした。外出や人付き合いも制限され、常に誰かの目がある環境は、事実上の“監視”といえるものでした。
同級生の兄弟と反社会勢力の繋がり
さらに詳しく調べてもらった結果、同級生の兄弟そのものが暴力団に所属しているわけではありませんでした。しかし、いわゆる「半グレ」と呼ばれる反社会的な人物たちと繋がりを持っていることが分かりました。
飲み会や遊びの場にも無理に息子を連れていき、息子自身もその交友関係に巻き込まれる形になっていたのです。親として心配していた噂が、完全な作り話ではなかったと知った瞬間でした。
調査結果から見えた解決への道
このまま放置すれば、息子の将来は大きく歪んでしまうと感じた私は、親として一刻も早く救い出さなければならないと思いました。しかし現実には、息子と直接連絡を取ることすら難しく、どう動けばよいのか分からずにいました。
そんな時、探偵から「息子さんと直接接触できる手段を作り、まずは本人の意思を確認しましょう」と提案を受けました。その方法として新しい携帯電話を用意し、探偵を通じて息子に渡すことになったのです。
携帯を受け取った息子から数日後に連絡が入りました。私は「一度家に帰ってこい」「そんな環境にいる必要はないから仕事を辞めて戻ってきなさい」と強く伝えました。
しかし息子の声は震えており、「四六時中誰かが一緒にいて帰れない」「会社に損害を出したと脅されていて、逃げたら何をされるか分からなくて怖い」と話してきました。息子が恐怖と圧力の中で生活している現実を、改めて突きつけられた瞬間でした。
それでも親としては、この状況から救い出さなければなりません。家族で話し合った結果、思い切って生活の拠点を変えることを決意しました。そのうえで息子には「明日の現場がどこか教えてほしい。そこに車を付けるから、そのときに逃げて来なさい」と伝えました。息子も不安を抱えながらも了承し、家族全員で受け止める覚悟を固めました。
探偵による調査と提案があったからこそ、現実を知るだけでなく、息子を救い出すための具体的な行動に移すことができました。もし自分たちだけで悩んでいたら、この一歩を踏み出すことはできなかったと思います。親ができる予防と解決策

息子が友達と起業すること自体は前向きな挑戦ですが、体験談のように相手の素性や交友関係次第では大きなトラブルに巻き込まれる危険もあります。
特に反社会的勢力や半グレと関わりがある人物の場合、本人の努力だけでは抜け出せない状況に陥ることだけでなく、何らかの犯罪行為に加担してしまうなどのリスクも生じます。
ここからは、こうした事態を防ぐために親ができる予防と、万が一トラブルに直面したときの解決策について整理します。起業相手の素性を事前に確認する
体験談でも、息子が一緒に起業しようとした同級生には「地元で悪い噂がある」「兄が反社と付き合いがあると囁かれている」といった情報がありました。
結果的にこの不安は現実の問題へとつながってしまいました。つまり、相手の素性を事前に確かめておくことは、親としてできる最初の予防策なのです。
確認しておきたい事柄
- 周囲の評判
- 交友関係(反社との繋がり)
- 過去の金銭トラブルの有無
- 周囲との人間関係
- 過去の犯罪歴
表面的には「真面目に仕事をしている」と見えても、相手の素性や実態を把握することで、息子がトラブルに巻き込まれてしまうといった隠れたリスクを未然に防ぐことができます。
もちろん、こうした情報を家庭だけで正確に調べるのは難しい場合もあります。そんなときは、探偵などの専門家に依頼して事実を確認することも選択肢のひとつです。
家庭でできるリスク回避の工夫
息子が危険な人間関係に巻き込まれてしまう背景には、家庭での会話不足や親への相談のしづらさが関係している場合があります。
体験談でも、親の反対を聞かずに家を出ていってしまったことで事態が悪化しました。普段から親子で話し合いができていれば、もう少し早い段階で危険を察知できたかもしれません。
親ができるコミュニケーションの工夫
- 息子が気軽に話せる雰囲気を作る
- 将来の夢や仕事の悩みを普段から聞いてあげる
- 「最近よく一緒にいる友達はどんな人?」と交友関係を自然に確認する
- 「仕事は順調に進んでいる?」と現状をさりげなく把握する
まず大切なのは、息子が気軽に話せる雰囲気をつくることです。将来の夢や仕事の悩みを普段から聞いてあげることで、危険な選択をする前に親が気づけるきっかけになります。
たとえば「最近よく一緒にいる友達はどんな人?」「仕事は順調に進んでいる?」といった自然な質問から、相手の様子や交友関係を把握できます。
※普段の会話から息子の日常の様子や交友関係などの質問をすることを意識して情報を常に収集しておくようにしましょう。
また、連絡が急に取れなくなる、生活リズムが極端に乱れる、金銭面で不自然な動きがあるなどの兆候が見られた場合は要注意です。そうしたサインを見逃さず、必要であれば探偵などの専門家に相談する準備をしておくことで、トラブルを未然に防ぐ可能性が高まります。
トラブルに巻き込まれた時の相談先とそれぞれの役割
お子さんがトラブルに巻き込まれてしまった際に、親が警察へ相談しても「本人からの被害申告がなければ動けない」と言われてしまう可能性が高いです。
つまり、噂や第三者からの情報だけでは、警察は強制的に介入できないのが現実です。だからこそ、親としては冷静に状況を整理し、取れる選択肢を見極める必要があります。
相談先 | 役割 |
---|---|
警察 | 命の危険や暴力・脅迫を受けている場合はすぐに相談 |
弁護士 | 契約や金銭トラブルが関係している場合の法的対応 |
探偵 | 確証がない状況の実態把握や、警察・弁護士に繋げるための証拠収集、未然防止や安心を得るための調査を担う |
家族 | 安全な場所を確保し、生活基盤を変えるなど環境を断ち切る判断も重要 |
トラブルが起きる前であっても、起きた後であっても、問題を先送りにすることが一番危険です。対応を遅らせれば遅らせるほど、後から取り返しのつかない事態へ発展してしまう可能性が高まります。
そのため、少しでも不安を感じた段階で、状況や目的に応じた適切な専門機関へ速やかに相談することを強くおすすめします。
当社では、親子間の問題からビジネスに関わるトラブルまで、幅広いケースの解決を数多くサポートしてきました。
現状に不安を抱えている方、すでにトラブルに巻き込まれて解決の糸口が見えない方は、一人で抱え込まずにぜひご相談ください。あなたの状況に合わせた最適な解決策を一緒に考えてまいります。
友達と起業する際に想定されるトラブルの種類

友達と一緒に起業を試みるとき、多くの方が「友達だから安心」と思って起業に踏み切るケースが多いのではないでしょうか?
しかし実際には、「友達だからこそ」信用してしまい、予期せぬトラブルへと発展してしまう事もあります。
まず、友達と起業する際に最も多いのは金銭トラブルです。借金や利益分配の行き違いに加え、資本金の私的流用や名義を個人にされるリスク、横領・着服後に逃げられるケースもあります。
さらに過去の実例としては、友達から起業に誘われたものの、実は反社のフロント企業の名義人にされていたという事例もあり、知らぬ間に深刻な問題へ巻き込まれる危険性があります。
以下に友達と起業するときに特に起こりやすいトラブルの種類を整理したので見ていきましょう。
・金銭トラブル:借金や利益分配の不公平、資本金の私的流用、名義を個人にされるリスク、横領や着服後に逃げられるなど
・人間関係によるリスク:共同経営者やその周囲の素行によって、思わぬトラブルに巻き込まれることがある
・責任の押し付け:損害を出した責任を一方的に負わされる、過酷な労働を強いられるなど不当な扱いを受ける
これらのトラブルは決して珍しいものではなく、友達同士の起業という身近な環境でも簡単に起こり得ます。
中でも特に注意が必要なのが、表向きは普通の事業に見えても、裏では反社会的勢力が関わっているケースです。知らないうちに巻き込まれ、抜け出せなくなる危険性があります。
反社会的勢力が関わるフロント企業に利用されるリスク
友達からの起業の誘いは、若者にとって魅力的に映ることがあります。「友達だから大丈夫だろう」「一緒にやれば楽しそう」と思ったり、将来への不安から何の疑問や警戒もすることなく、期待して飛びついてしまうことも少なくありません。
しかしその裏で反社会的勢力が関わっている場合、知らぬ間にフロント企業の一員として利用されてしまう危険性が潜んでいます。
実態は「子会社のような扱い」で、利益や経営方針の決定権はなく、ただ駒のように働かされるだけ。辞めたいと思っても、背後に反社がいると分かれば恐怖から抜けられず、仕事上のミスを理由に責任を押し付けられて辞められない、といった悪循環に陥ります。
だからこそ、事前に確認することが大切です。
どのような事業なのか、他に関わる人間や会社は誰なのか、完全に自分たちだけで行うものなのか子会社的な立ち位置なのかを明確にする。そして、その会社や人物が信頼できる存在なのかを調べておくことで、こうした深刻なトラブルを未然に防ぐことができます。
子供に「その話は本当に信用できるのか?」と問いかけても、真に受けてもらえないことが多いものです。とはいえ冒頭でも触れたように、子供はこうしたリスクに無知なため、親として最低限の情報を把握しておくことが欠かせません。
信用できる話なのか否かを見極め、実態を踏まえて息子と対話することで、トラブルを未然に防ぐことや、万が一巻き込まれた際の解決の糸口を見出すことにつながります。
【まとめ】友達と起業する息子が心配なときに

今回の体験談では、息子が友達と起業したことをきっかけに、過酷な労働や軟禁のような扱いを受け、反社会的勢力との関わりまで疑われる状況に陥った様子を紹介しました。
親としてはただ心配するだけではどうにもならず、探偵の調査を通じて事実を把握することで、ようやく解決への道を見出せたのです。
この事例が示しているのは、若者は無知や安易な考えから友達との起業話に飛びついてしまいがちであるという現実です。そしてトラブルが深刻であればあるほど、「親に迷惑をかけたくない」という思いから打ち明けられず、黙って抱え込んでしまう傾向があります。
だからこそ、親が客観的な情報を把握し、信ぴょう性を持って対話することが大切なのです。

総合探偵社福一調査会は、身辺調査や行動確認に特化した探偵社です。
過去の調査事例では、ご依頼者様の94%が「依頼してよかった」と回答しています。
※2022年8月1日~2025年4月1日まで自社調べ(ご依頼者様152人にアンケート調査結果)
私たち総合探偵社福一調査会では、このように友達との起業や交友関係をめぐる不安から、実際に起きてしまったトラブルまで、多くのご相談を受けてきました。
事実を確認し、親子が冷静に話し合える材料を整えることで、トラブルの未然防止や早期解決をサポートしています。
息子さんやご家族の将来を守るために、不安を抱えたままにせず、まずはお気軽にご相談ください。専門家として、あなたの状況に合わせた最適な解決方法を一緒に考えてまいります。
CONTACT
|お問い合わせ|
お悩み、困りごと、調べたいことは
24時間いつでも調査士がお応えしております
24時間無料見積り(メール無料相談)
※送信した情報はすべて暗号化されますのでご安心ください
※送信後48時間以内に返答が無い場合はお電話でお問い合わせください
※お急ぎの方は電話無料相談をご利用ください
AREA
|エリア|
エリア続々拡大中!
全国からのお問い合わせに対応致します。
まずはご相談下さい。
本拠地
本拠地 福岡県福岡市中央区高砂1-12-3-201
全国の相談窓口
