お金を貸した相手と連絡がとれない|返金請求のための所在調査

お金を貸すこと自体、リスクが伴う話です。ですが、貸す時にはしっかりとリスク対策をとっておく必要があります。なぜなら、貸した相手が連絡がつかなくなった。居場所も知らない人に貸してしまったと後々、トラブルに成るなるケースがあるからです。今回は探偵へのご依頼を元に探偵の見解や、貸す前のリスク回避について記事を制作しています。

 

 

 

【この記事は下記の方に向けた内容です】
・お金を貸した後、返済期日に連絡が取れなくなった
・貸したお金が返金されない
・返してもらうために家に行ったら相手が引っ越していて連絡もとれない
・お金を貸してと言われてどうするべきか悩んでいる

 

 

【探偵への調査依頼体験談】

 

【福岡県30代男性のケース】 友人から頼まれて断りきれずに30万円を貸した。貸したときに借用書も書いてもらったが、返済の期日を過ぎても連絡がなく、仕方なく相手の家に行ったが、誰も住んでいなかった。共通の友人に連絡をしたら共通の友人もお金を貸していた。お金も大事だが、全員から借りて逃げている友人が許せない。どうにかして取り返す方法はないか？

 

【探偵が伝える今回のリスク対策】

今回、友人から頼まれてお金を貸したとのことですが、友人であればと思いお金を貸し、その後トラブルになるケースが最も多い金銭トラブルと言えるでしょう。友人だからと安易にお金を貸さないことが大切ですが、どうしても手助けしなければならない状況になった際には下記のような対策を取っておきましょう。

 

 

1,相手の生活状況と返済能力について確認する

お金を貸す際に最も重要なことですが、友人だからと職場や経済状況まで自分が勝手に把握していると思っていませんか？相手の言っていることに相違がないか確認をしたうえで貸しましょう。

 

 

2,借りる理由について確認する

なぜ、お金が必要なのか？その人によって理由は様々ですが、友人であれば一緒にお金以外での解決方法を模索してあげましょう。トラブルを回避できるかもしれません。

 

 

3,無理な貸付は避ける

ご自身にとっても負担になるようであれば、断ることが大切です。もし、返済が遅れたりしたことでご自身に影響が出てしまっては元も子もありません。

 

 

4,借用書を作成しておく

今回のケースでは借用書を書いてもらったにも関わらず、相手がいなかったということになりますが、貸す前に返済能力や相手の状況をきちんと把握していなかったことがトラブルの原因でもあります。

【職場、実家、住民票】など最低でもこの3箇所は確認を取った上で貸したほうがいいでしょう。また、大きな金額を貸す際には保証人として第三者を立ててもらう事で万が一の際の証拠を確保することが大切です。

 

 

 

今回のケースでは、借用書も書いてもらったにも関わらず、返済されなかった、家には誰も住んでいなかったことから計画的に踏み倒す予定だったのでしょう。もし、この依頼者が共通の友人にあらかじめ相談していたら結果は違ったかもしれません。

 

【探偵が伝える所在調査について】

我々探偵社が行う所在調査ではまずは公的機関のデータベースを使用します。例えば、住民票や、戸籍情報、登記簿情報などは個人の居住地や連絡先を特定するために役立ちます。さらに公的機関のデータは信頼性が高く、初期調査に関して非常に有効です。貸付の際に公的機関の情報を預かったうえでお金を貸すことをおすすめします。

それでも相手の所在が不明になり、居場所がわからないというケースは多数存在します。もし、ご自身がこのケースに当てはまる場合、以下のような手法で所在を探してみましょう。

 

 

 

1,連絡先を再確認する。

基本的な連絡手段を再確認し、可能な限り、再度試みることが重要です。電話、メール、SNSでのメッセージなど色んな手段で連絡を届けることでことの重大さを伝え、連絡が返ってくるのを待ちましょう。

 

 

2,SNSやインターネットを活用する

SNSでも【Instagram、Facebook、X】などは位置情報が把握できる投稿内容があるかもしれません。共通の友人にも協力してもらえれば、見かけたなどの情報が入る可能性もあります。インターネットで検索することで過去の勤務先や、所属団体などが見つかれば、共通の知人も発見できる可能性があります。

 

 

3,現地調査と聞き込み

相手が最後に確認された場所を訪れ、その周辺に聞き込みを行ったりして現地で情報収集を行うことも有力な情報が得られるかもしれません。

 

 

4,公的機関を利用してみる

相手との関係性が証明できるもの（借用書など）があれば住民票を開示されるケースもあります。特定の条件を満たす必要がありますが、法的な手続きから相手の住所を知れる可能性があります。

 

 

5,探偵社への相談や依頼

探偵社へ状況を伝えることで見つけ出すヒントが得られる可能性があります。依頼をすれば、上記の調査に加えて専門的な知識を元に所在調査を行います。

 

 

 

自分で探すにはかなりの労力を必要とするほか、トラブルに巻き込まれていると共通の友人にもわかってしまうため、自分での調査に限界を感じた際には、探偵社や法的措置を行える弁護士に依頼することをおすすめします。特に大きな金額を貸付した際には早めに所在を発見しないと回収できないケースもあります。早期の発見、早期の解決を第一優先にし、行動していきましょう。

 

【24時間相談窓口】

 

世の中、お金の貸し借りは縁の切れ目と言われるように、ご自身が良かれと思いお金を貸したことで色んな人を巻き込むケースもあります。貸す時にはご自身が失っても良いという金額までしか貸さないこと、どうしても貸す時には相応のリスク対策を盗っておくことで、二次被害、三次被害を防ぐことができます。起きてしまったことに対し、どうしていいかわからないときはプロである探偵社へ相談しましょう。相談だけでも新しい情報や見つけ出すヒントが得られる可能性があります。

我々、総合探偵社福一調査会では、貴方に寄り添って、最善の方法を貴方と一緒に考えご提案いたします。まずは24時間相談窓口からお気軽に相談ください。