彼氏が既婚者で悩んでいる方へ|対処法・リスク・探偵調査まで完全ガイド

公開日:2025年6月20日

カテゴリー:探偵コラム/身辺調査/行動調査

この記事の読了目安時間は約8分です。
椅子に座って膝を抱える女性の画像。彼氏が既婚者かもしれないという悩みを抱える女性を表現したタイトル画像。

「彼氏が既婚者かもしれない」と疑ったときや、「既婚者だった」と知ったとき、湧き上がる感情は人によってさまざまです。

動揺や怒り、悲しみの中で信じたい気持ちが残る方もいれば、関係を断ち切るべきか迷っている方、あるいは裏切られた責任を問いたいと考える方もいらっしゃるでしょう。

本記事では、そうした多様な立場や感情に寄り添いながら、「今、自分がどんな状況にいて、何ができるのか?」を整理し、必要に応じた行動へつなげるための情報をまとめています。

まずは、ご自身の状況と照らし合わせながら読み進め、今後の判断の参考としてお役立てください。

この記事を読んでわかること

・彼氏が既婚者かもしれないと感じた時の初期対応や考えるべきこと

・自分で出来る事実確認の方法と注意点

・既婚者との交際で起こり得るリスク


・彼氏が既婚者だった場合に責任追及が可能な事案と条件


・探偵が可能な調査内容と判明すること


・探偵に依頼する際の料金相場について

総合探偵社福一調査会では、恋人が既婚者だったという状況に直面している方に向けて24時間365日無料で相談を受け付けています。

「まだ方向性が定まっていない」「まずは状況を整理したい」という段階でのご相談も含めてお気軽にお問い合わせください。

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目次

彼氏が既婚者かもしれないと疑ったときに、まず整理すべきこと

口元に手を当てて考え込む女性の画像。彼氏が既婚者かもしれないと疑い始めた女性の思考や整理の様子を表現している。

最初はただの思い過ごしだと思っていたのに、彼の言動や生活スタイルに「何か隠しているのでは」と感じ始める瞬間が増えてきた…

そんな経験をしている方もいるのではないでしょうか。

この章では、恋人が既婚者だった場合によく見られる“初期の違和感”と“典型的な言動パターン”を整理しながら、冷静に相手を見極めるための視点をご紹介します。

彼が既婚者かも?と疑い始めたきっかけとは

・平日しか会えない/休日は連絡が取りづらい
・自宅の話をはぐらかす/住所を教えてくれない
・スマホを見られるのを極端に嫌がる
・SNSでの関わりを避ける/写真を残したがらない
・友人や家族の話が一切出てこない

こうしたきっかけは「家庭の存在を隠したい」という心理と関係している場合があります。

たとえば、休日の連絡が取れないのは「家族と過ごしているため」、住まいの話を避けるのは「生活環境を見せたくないから」など、それぞれに既婚者であることを隠す理由が紐づいていることも考えられます。

もちろん、ひとつの要素だけでは決めつけはできませんが、複数の要素が重なるようであれば、注意が必要です。

既婚者男性によくある特徴的な言動

言動・行動 考えられる理由・背景
突然予定が変わることが多い 家庭の都合が優先される生活スタイル
「仕事が忙しい」が口癖 家族との時間を理由に会う頻度を調整
身の回りの話を避ける 生活の詳細を知られたくないため
「電話は苦手」と言ってLINE中心 通話は家族にバレるリスクがある
夜間や週末の連絡が不自然に減る 家庭での時間帯に自由が利かない

これらの行動は、一つなら「そういう性格かな?」と思えるものも多いですが、複数重なると既婚者である可能性が浮かび上がってきます。

大切なのは、“感情”ではなく“事実”をもとに考えること。

不安が思い込みなのか、根拠のある疑いなのかを見極めるには、相手の発言だけでなく「生活全体のつじつまが合っているか」を冷静に見る視点が必要です。

彼が既婚者かもしれないと疑ったときの確認方法やリスクについて知っておきたい方は、以下の記事もあわせて参考にしてください。

彼の「離婚する」を信じてもいい?既婚者の言葉に隠された本音と嘘

married-boyfriend-false-promises

「離婚するから少し待っていてほしい」

そんな言葉を信じて関係を続けてもいっこうに話が進まず、不安や疑念が募っている方もいるかもしれません。

この章では、既婚者の男性がよく使う典型的なウソのセリフや、その言葉の裏にある心理的な背景を整理します。

なぜ彼らは離婚をほのめかしながらも実行に移さないのか、その本音に触れることで、今後の向き合い方を考える手がかりになるはずです。

既婚者の彼氏が使う典型的な嘘のセリフとは?

既婚者の彼氏がよく口にするセリフには、「本当にそうなの?」と疑いたくなるものもあります。

最初は信じていても、同じ言葉ばかりで行動が伴わなければ、不信感は次第に募っていくものです。

以下は、多くの女性が実際に耳にしてきた“典型的な嘘のセリフ”を紹介します。

よくある“嘘のセリフ”例

・「もう家庭内別居してるから」

・「調停は進んでるから、あと少し待ってて」

・「子どもが受験終わるまで我慢して」

・「今は別れると妻が精神的に不安定になる」

・「もう夫婦関係は完全に終わってる」

・「〇月には必ず離婚するから、それまで信じて」

どれも一見すると「それなら仕方ない」と思えてしまう言葉ですが、注意すべきはずっと同じ理由が続くことです。

特に「〇月には離婚する」「子どもの受験が落ち着いたら」といった期限付きの約束が何度も延期されている場合は要注意です。

期待を持たせて引き延ばすことで関係を続けようとする嘘は、不倫関係で非常によく見られます

なぜ嘘をつくのか?既婚者が嘘をつく心理的な理由

既婚者の彼氏が「離婚するつもり」などの言葉を口にする背景には、ごまかしや悪意だけでなく、さまざまな心理が隠れています。

その場の雰囲気でつい口にした言葉でも、結果的に嘘となり相手を傷つけることは珍しくありません。

ここでは、既婚者が本気のように見える言葉を使うときの心理をいくつかのパターンに分けて紹介します。

嘘のタイプ 背景にある心理 主な目的
「離婚する」と言い続ける 関係を切られたくない/離婚の意思はないが別れたくない 不倫関係の継続
「もう妻に気持ちはない」 罪悪感をやわらげたい/相手に安心してほしい 裏切りの正当化
「〇月には離婚するから」 主導権を握りたい/相手をコントロールしたい 依存・支配
「本気で離婚するつもりだった」と言うが進展がない 恋愛の高揚感で本気になったが、家庭に戻ると現実に戻る 現実逃避/自己中心的な満足

たとえ相手を思いやるような理由が並べられていても、嘘の多くは結局は「自分のため」であるケースが多いのが実情です。

特に、不倫相手と過ごす時間に感情が高ま「今度こそ離婚する」と思っても、家庭に戻れば妻や子どもへの情が勝り、結局何も変わらない…

そうした現実逃避型の言葉に振り回されてしまう女性も多いため、注意が必要です。

既婚者の彼の「離婚する」という言葉を信じていいのか悩んでいる方は、以下の記事も参考にしてみてください。

彼氏が既婚者かどうか、自分で調べる方法と注意点

スマホとパソコンを見比べながら調べ物をしている女性の画像。彼氏が既婚者かどうかを自分で確認しようとする様子を表現している。

交際相手に対して「本当に独身なのか」と疑いを持った時、最も悩むのはその事実をどう確かめるのかという点です。

本人に聞いても曖昧にされたり、関係が悪化することを恐れて踏み出せない人もいます。

とはいえ、曖昧なまま交際を続ければ、後から大きなリスクを抱えることにもなりかねません。

ここでは、自分で確認できるポイント本人に聞く際の注意点、そして自力での確認が難しいときに使える手段について順に整理して解説します。

彼氏が既婚者か自分で確認する方法

彼が既婚者かもしれないと感じたとき、まずは自分で確認できる範囲から探ることもできます。

以下は、実際に交際相手の行動や言動からヒントを得られる、確認方法をまとめました。

財布やカードの中身を見る
 → 健康保険証が「本人(世帯主)」ではなく「被扶養者」になっていないか、家族向けのカード類が入っていないかなどに注意。

車の中や名義、持ち物を観察する
 → トランクにチャイルドシートや家庭用品が隠されてないかや、車検証から名義が妻名義になってないかなどを確認することで家族の痕跡が見えることもあります。

SNSやネット検索で周囲のつながりを探る
 → InstagramやFacebookなどで彼のアカウントが見つかれば、投稿内容やタグから家族の存在を察知できることも。フォロワーや「いいね」欄に奥さんらしき人物がいる場合もあります。

通話タイミングの不自然さに注目する
 → こちらからの通話は控えるよう求められ、相手からしか連絡が来ない。または、平日の夜や週末は電話に出られないと言われる傾向がある。

このように、慎重に様子を探ることで見えてくることもありますが、無理な確認行動は逆効果になる可能性もあるため注意が必要です。

以下に気を付けるべきポイントをまとめました。

問い詰めすぎると、警戒されて証拠を隠されやすくなる
 → 「浮気してるの?」「奥さんいるんじゃないの?」と詰め寄ることで、相手が警戒心を強め、スマホを隠したり、会う頻度を減らすなど対策を取られてしまう場合があります。

尾行や勝手な監視は、ストーカー規制法に抵触するおそれも
 → バレた場合は関係が悪化するだけでなく、法的リスクを背負ってしまう可能性があります。

スマホや持ち物を無断で見る行為は、プライバシーの侵害になることも
 → 訴訟の対象になるほどのトラブルに発展する可能性もあり、慎重に判断する必要があります。

勘違いや早合点で追及してしまい、自分が傷つく結果になることも
 → 思い込みだけで行動してしまうと、信頼関係を壊すだけでなく、自分の心にも深い傷を残すことになります。

「知りたい」という気持ちは自然なものですが、自分自身の安全や尊厳を守るためにも、冷静な判断と慎重な行動が大切です。

自分で調べる際のNG行動まとめ

「真実を確かめたい」という思いが強くなるあまり、自分でなんとかしようと無理をしてしまう方もいます。

しかし、調査のやり方を間違えると、逆に自分がトラブルに巻き込まれてしまうこともあるため注意が必要です。

特に以下のような行為は、法律違反となるリスクがあるだけでなく、相手との信頼関係を決定的に壊してしまう原因にもなります。

以下に自分で調査を行う際の絶対にやってはいけないNG行動と注意点をまとめましたので参考にしてください。

無断で住民票や戸籍を取得する行為は違法

他人の個人情報を勝手に取得することは、たとえ相手が交際相手であっても住民基本台帳法や戸籍法の違反に該当します。

役所で第三者の住民票を取得するには正当な理由が必要であり、探偵であっても違法な手段で取得することはできません。

盗聴や不正アクセスは犯罪にあたる

スマートフォンを勝手に操作してLINEや通話履歴を確認する、ICレコーダーで無断に録音・盗聴するなどの行為はプライバシーの侵害に加え、不正アクセス禁止法や電波法に抵触する場合があります。

刑事事件として訴えられるリスクもあり、自分が加害者として立場を悪くしてしまう危険性もあるため絶対に避けてください。

自分で尾行するとトラブルになる可能性が高い

「怪しい日だけでも自分で追ってみよう」と思っても、尾行には高度なスキルが必要です。

不自然な動きをすればすぐに相手に気づかれてしまいますし、場合によっては尾行中に私有地に立ち入ってしまい不法侵入になることも。

また、繰り返し尾行や監視をしていたと判断されれば、ストーカー規制法違反として扱われる恐れもあります。

さらに、相手にバレてしまうことで信頼を失い、調査どころか話し合いすら難しくなってしまうケースもあります。

このように、個人でできる範囲を超えてしまうと、自分自身が法的リスクを背負うことになりかねません。

だからこそ、調査は法的に認められた範囲で、正当な方法で行うことが重要です。

確実かつ安全に真実を知りたいときには、違法性のない形で情報収集ができる専門の探偵に相談するのが、最も現実的な選択と言えるでしょう。

自分で彼氏が既婚者か調べたい方はこちらの記事もあわせてご覧ください。

知らなかったでは済まされない?既婚者との交際に潜む5つのリスク

頭を抱えて動揺している女性の後ろ姿の画像。既婚者との交際によって思わぬリスクに気づいた女性の心情を表現している。

「知らなかったから自分には責任がないはず」と思っていても、既婚者との交際には予想以上のリスクが伴います。

特に、既婚者だと知ってからも関係を続けてしまった場合は、“被害者”から“加害者”に立場が変わる可能性すらあるのです。

ここでは、実際に相談現場でも多くの方が直面する、既婚者と交際することで起こり得る5つの代表的なリスクを紹介します。

既婚者と知った後の交際継続で慰謝料請求のリスクが発生

相手が既婚者だと知らずに交際していた場合、原則として慰謝料の支払い義務はありません。

ただし、後から「知らなかった」と主張しても、それを証明できなければ認められないケースもあります。

また、既婚者と知った後も交際を続ければ、その時点からは不法行為とみなされ、配偶者から慰謝料を請求されるリスクが現実的に発生します。

「自分は悪くない」と思っていても、法的には加害者と判断されることがあるため、判明した時点での冷静な判断が重要です。

妊娠・出産に対する責任が取られない可能性

既婚男性との間に妊娠が発覚しても、「家庭があるから無理だ」と一方的に逃げられるケースは珍しくありません。

離婚もせず、認知も拒否されるまま放置されると、精神的・経済的負担はすべてこちらにのしかかります。

「何もしてくれないまま音信不通にされた」という相談も少なくないのが現実です。

信じていた相手に裏切られた精神的ダメージ

「結婚を前提に考えていた相手が既婚者だった」という事実は、信頼していた分だけ衝撃も大きく、深い精神的ダメージを受けます。

その裏切りが心に与える影響は、単なるショックにとどまらず、抑うつ状態や不眠、食欲不振など、うつ病などの精神疾患を引き起こす可能性もあります。

また、人間不信や自己否定感に繋がりやすく、「もう誰も信じられない」と感じてしまったり、新たな恋愛や人間関係を築くことが困難になることもあります。

こうした傷は時間とともに癒えることもありますが、放置してしまうと日常生活に支障をきたすレベルにまで悪化するケースもあるため、自分の心の状態にきちんと目を向けることが大切です。

関係がバレた時の社会的信用の低下

既婚者との交際が発覚すると、自分では被害者だと思っていても、会社や周囲の人にはそう見てもらえない現実があります。

たとえば、相手の妻が慰謝料請求のために職場宛に内容証明を送りつけてくる、あるいは給与の差し押さえが発生し、総務を通じて事実が知られてしまうケースも現実に考えられます。

事情を説明しても「本当に知らなかったのか?」と疑われることもあり、信じてもらえたとしても「トラブルを抱えている人」という目で見られてしまう可能性は十分にあります。

一度失った信用は簡単には戻らず、特にビジネスシーンでは、トラブルの有無そのものが評価に影響するため、今後の働き方や人間関係にも大きな影響を及ぼすリスクがあります。

将来が不透明になり人生設計が狂う

既婚者の彼との関係を続けた結果、「待っていれば離婚してくれるかもしれない」

「いつか一緒になれるかもしれない」と希望を抱いたまま、何年も時間だけが過ぎてしまうことがあります。

けれども、実際には相手が離婚に踏み切ることは稀で、曖昧な関係のまま年月を費やしてしまうケースが非常に多く見受けられます。

このような状況が長引くことで、本来であれば築けたはずの人生設計に大きな影響を及ぼします。

たとえば、自分の結婚のタイミングや出産・育児の計画に大きな影響をあたえるという点です。

特に、年齢的な要因が関わる婚期や出産に関しては、時間が経ってからでは取り戻せない現実があるため、早い段階で冷静な判断が求められます。

「いつかは一緒に」と言われ続けた結果、自分の将来にとって大切な選択肢を狭めてしまうリスクがあるという点は、見過ごせない問題です。

感情の部分だけで関係を継続するのではなく、「この先、自分はどうしたいのか」

「何を優先すべきなのか」を一度立ち止まって考えることが、自分の人生を守るうえで重要な視点になります。

既婚者だとわかってもなお、簡単に気持ちの整理がつかず、別れる決断ができないという方もいるかもしれません。

そんなときは、こちらの記事も、あわせてご覧ください。

慰謝料や法的責任は問える?関係性と証拠の観点から考える

腕を組んで斜め上を見つめる女性の画像。交際中の相手が既婚者であると発覚した場合の責任について考えている場面を表現。

交際中の彼氏が実は既婚者だった。

その事実を知ったとき、「裏切られた」「許せない」と感じるのは当然です。

この章では、探偵の視点から、交際相手に対して法的・社会的な責任を追及できる可能性や、そのために必要な証拠・注意点などについて整理していきます。

交際中に結婚していた場合、どんな責任が問えるのか?

主に考えられるのは、以下のような民事上の請求です。

不法行為に基づく慰謝料請求
 婚姻の事実を隠して交際を続けていた場合、不法行為として精神的苦痛への慰謝料を請求が認められる可能性があります。
貞操権の侵害による損害賠償請求
 独身だと信じて性的関係を持った場合、慰謝料が認められることがあります。
婚約破棄による損害賠償請求
婚約が成立していた場合、破棄により発生した損害(準備費用など)に対し賠償請求が可能な場合もあります。

これらの責任は交際期間や婚約の有無、具体的な損害、そして「結婚していることを隠していたかどうか」によって大きく左右されます。

必ずしもすべてのケースで賠償が認められるとは限りませんので、状況に応じて弁護士など専門家に相談することをおすすめします。

責任を問うにはどんな証拠が必要か?

相手に責任を問うには、単に「裏切られた」と感じただけでは不十分で、客観的な証拠によって事実関係を立証する必要があります。

具体的には、以下のような証拠があると、請求が認められる可能性が高まります。

証拠の種類 具体的な内容
相手が既婚者であると判断できる証拠 探偵調査で家族の存在や夫婦の生活実態が確認された記録など
婚姻の事実を隠していた証拠 「独身」と言っていた音声やメッセージ、生活実態を隠す行動記録など
婚約の存在を示す証拠 結婚の意思を示すLINEや指輪の購入記録、第三者の証言など
実際に被った損害の証拠 診断書や結婚に向けた費用の領収書、生活への影響がわかる資料など

いずれの証拠も「自分で収集できるもの」または「探偵に依頼して適法に取得された情報」であることが大前提です。

無断で個人情報を取得するなど、違法な手段はかえってトラブルを招く可能性があるため、証拠集めの際は必ず専門家や探偵に相談しながら慎重に進めることが大切です。

責任を問う上で注意すべきリスクやトラブル

交際中に相手が結婚していたと発覚した場合、自分が被害者であるにもかかわらず、こちらにリスクが発生することもあります。

こちらが既婚者だと知らずに交際していた場合でも、「本当に気づかなかったのか?」という点が問われ、法的なトラブルに発展する可能性があります。

そのような場面で重要になるのが、“知らなかったこと”を裏付ける証拠です。

違和感がある段階で探偵に依頼し、既婚と判明したうえで早めに別れた記録が残っていれば、「被害者として正当な対応を取った」と主張することができる可能性があります。

また、関係を解消する際は「別れの際のやり取り」「既婚者と知った時点の記録」を残しておくことが大切です。

感情的にならず、証拠を残す意識を持って冷静に対応することが、自分を守るためにも重要です。

探偵に依頼する場合に知っておきたいこと|調査内容・費用・注意点

相談者に調査内容を説明しているスーツ姿の女性スタッフの画像。探偵への依頼を検討する際の相談シーンをイメージしている。

「彼氏が既婚者かもしれない」と感じたとき、真実を確かめるには探偵に調査を依頼するという選択肢があります。

とはいえ、どんな調査が行われ、どれくらいの費用がかかるのか不安を感じる方も多いはずです。

ここでは、探偵に依頼する際の基本的な流れや調査内容、費用相場、依頼時の注意点についてわかりやすくまとめました。

探偵に依頼する際の基本的な流れ

探偵に調査を依頼する場合、いきなり調査が始まるわけではありません。

まずは相談から始まり、調査内容の決定、契約、調査実施という段階を経ます。

以下が一般的な流れです。

STEP1:ご相談・ヒアリング(無料)
お電話またはメールでご相談内容をお伺いし、調査の目的や不安点を明確にします。

STEP2:調査プランのご提案とお見積もり
状況に応じた最適な調査プランをご提案し、明確なお見積もりをご提示します(追加費用なしの明朗会計)。

STEP3:契約・調査開始
内容にご納得いただけましたら契約を結び、調査を開始します。

STEP4:調査途中のご報告(必要に応じて)
状況に応じて中間報告を行います。
ご希望により、調査終了後の都度報告・リアルタイムでの進捗報告・最終報告書の提出など、柔軟に対応いたします

STEP5:調査結果のご報告・今後のアドバイス
調査結果をご報告し、今後の対応(話し合い・婚約破棄・結婚継続)についてアドバイスを行います。
必要に応じて、弁護士やカウンセラーなどの専門家のご紹介も可能です

探偵調査で確認できること

探偵に依頼する前に気になるのが、「どんなことを調べてもらえるのか?」という点ではないでしょうか。

以下に探偵に彼氏の身辺調査を依頼した場合の主な調査内容と、そこから判明することをまとめました。

調査内容 判明する情報
自宅周辺の張り込み・出入り確認 家族の存在、同居者の有無、生活リズムなどから既婚者かどうかを判断
勤務先の確認 職業や年収の推定が可能。生活状況と発言の整合性を判断する材料に
婚姻関係の有無の調査 帰宅先や生活の様子を観察し、第三者証言やデータから婚姻関係の事実を確認
日常生活の行動調査 休日の過ごし方や生活パターンを把握し、既婚者特有の行動(家族サービスなど)を把握
婚姻関係が破綻しているという主張の真偽確認 別居している、離婚協議中等の発言が事実かどうかの確認を尾行張り込みなどの調査で証明

これらはいずれも、相手の言動が真実かどうかを客観的に証明する調査として依頼されることがあり、不法行為性(騙して交際したか否か)を主張する際の証拠の補強に繋がります。

探偵に依頼した場合の一般的な費用相場

既婚者調査における探偵の費用は、調査時間や人数、調査方法によって大きく異なります。

一般的には、調査員1名あたり1時間8,000〜15,000円が相場とされており、以下のようなケースに応じて費用感が変わってきます。

ケース 想定される調査内容 費用目安
短時間で事実確認のみ 1日だけの尾行/勤務先や帰宅先の確認 5万〜15万円前後
生活実態の把握 数日間の張り込み/家族構成や同居の有無を確認 20万〜40万円前後
慰謝料請求に耐えうる証拠の取得 写真・動画での証拠収集/婚姻の隠蔽状況も含めて報告書作成 30万〜60万円以上

調査の目的によって、必要な日数や調査手法が変わるため、事前に目的をはっきりさせておくことが重要です。

まとめ|事実を知ったうえで、自分の未来をどう選ぶか

明るい表情で窓の外を見つめる女性の画像。事実と向き合った上で、自分の未来を前向きに考えている様子を表現している。

交際相手が既婚者だったと発覚したとき、裏切られた気持ちや怒り、悲しみが入り混じり、冷静に判断することが難しくなるかもしれません。

ただ、そのまま感情に任せて行動してしまうと、後で思わぬトラブルに巻き込まれることもあります。

大切なのは、事実を確認し、自分がどうしたいのかを明確にすること。

そのうえで、必要に応じて証拠を残したり、法的対応を検討するなど、状況に合った対処を選ぶことが、心の整理にもつながります。

一人で抱え込まず、まずは冷静に状況を整理したいという方は、専門家や探偵への相談も選択肢の一つです。

この記事が、少しでもあなたの気持ちの整理と、今後の選択の助けになれば幸いです。

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執筆者プロフィール画像
執筆者:岡田 新(総合探偵社福一調査会 相談員)
執筆日:2025年6月20日

探偵歴10年。トラブル解決や対人問題の相談に定評があり、年間1,800件以上の相談を受ける問題解決のエキスパート。素行調査をはじめ、人探しや対人関係のトラブル解決において豊富な経験を持ち、多くの依頼者の悩みに寄り添いながら解決へと導く。

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