LINEから電話番号検索はできる?探偵が教える注意点と正しい対処法
公開日:2025年5月19日
最終更新日: 2025年5月23日
カテゴリー:探偵コラム/人探し調査/所在調査/マッチングアプリ

今は、連絡手段として電話番号よりもLINEを使うのが当たり前になりました。
特に、マッチングアプリで知り合った相手や、付き合い始めたばかりの恋人、連絡だけ取っていた知人などとは、最初からLINEしか交換していないというケースも珍しくありません。
そんな中、当社に寄せられる相談の中に、突然LINEのアカウントが消えてしまったり、ブロックされてしまったりして、連絡が一切取れなくなるという相談が増えています。
相手の気持ちを知りたい、もう一度だけ話をしたい、お金を貸していたから返してほしい…そんな思いを抱えて、他の連絡手段を探し始める方も多いのではないでしょうか?
そこで浮かぶのが「LINEから電話番号って調べられないのかな?」という疑問です。
ですが、やり方を間違えるとトラブルに巻き込まれたり、違法な行為になってしまう可能性もあります。
この記事では、LINEから電話番号を調べることは本当にできるのか、そしてやってはいけない方法や、どうしても必要な場合の対処法について、探偵の視点から解説していきます。
この記事を読んでわかること
・LINEから相手の番号を知る方法について、現実的な可能性と限界
・連絡手段を失う理由やよくあるケース
・やってはいけない調べ方や注意すべき行動
・自分でできる確認や対処方法
・LINEだけの相手と連絡が取れなくなったときの対処法
LINEから電話番号は本当にわかるの?

LINEだけでやり取りしていた相手と、突然連絡が取れなくなってしまった。
そんなとき、ふと「電話番号がわかれば、何か方法があるかもしれない」と考える方もいるのではないでしょうか。
特に、LINEが唯一の連絡手段だった場合、他に連絡を取る術がないことへの不安や焦りから、「LINEから電話番号を調べられないか?」という疑問を抱くのは自然なことです。
この章では、LINEから電話番号を知ることが本当に可能なのかどうか、その現実やよくある誤解についてわかりやすく解説していきます。
LINEしか知らない相手と連絡が取れなくなったとき
実際、当探偵事務所にも「LINEしかつながっていなかった相手と連絡が取れなくなった」というご相談は少なくありません。
マッチングアプリやSNS、知人の紹介など、電話番号を交換しないままやり取りが始まることは今や珍しくない時代です。
連絡を取っていた相手が突然アカウントを削除したり、ブロックしてきたりすると、「どうして?」「他に連絡手段は?」と動揺してしまうのは当然のことです。
そのような状況で、「電話番号さえわかれば」と考えるのは、とても自然な気持ちだと思います。
LINEから電話番号を調べることはできるのか?
結論から言えば、LINEから相手の電話番号を直接調べることは、ほとんどの場合できません。
LINEは個人情報の保護を重視しており、電話番号を相手に表示したり、あとから確認できる仕組みにはなっていません。
「連絡先を電話帳に登録していれば相手のアカウントが出る」といった機能も以前は存在しましたが、現在ではプライバシー設定の影響もあり、その方法も使えなくなっていることが多いのです。
つまり、LINEだけでつながっていた相手の電話番号を後から知るのは、基本的には不可能と考えておくべきです。
ネットで見かける裏技やアプリは使えるの?
インターネット上には、「LINE IDから電話番号がわかる」「特殊なアプリを使えば番号が特定できる」といった情報も見かけます。
ですが、実際にはそうした方法はほとんど効果がありません。
中には、違法な手段を案内していたり、個人情報を抜き取ろうとする危険なサービスもあるため、安易に手を出すのは非常にリスクが高いです。
「電話番号を調べたい」という思いに付け込むようなサイトやアプリに騙されないよう、十分注意が必要です。
なぜラインでは電話番号がわからない仕組みなのか?
LINEは、連絡先を交換せずに気軽にやり取りできる利便性と、安全性のバランスを重視したサービスです。
電話番号は個人の重要な情報ですから、それを他人に知られないようにする仕組みになっているのです。
たとえLINEでつながっていたとしても、相手の電話番号がこちらに見えることはありませんし、相手がアカウントを削除すれば、それ以上の情報は得られない設計になっています。
これは悪用防止やプライバシー保護の観点からも、当然の仕組みと言えるでしょう。
なぜここまで電話番号にこだわってしまうのか?
相手との関係性や過ごした時間、これまでのやり取りの中で、自分なりに信頼や好意を築いてきたという思いがあるからこそ、急に連絡が絶たれたとき、気持ちの整理がつかなくなることがあります。
「一言でいいから説明してほしかった」「このまま終わるのはつらい」
そんな気持ちを抱えているうちに、気づけば“電話番号さえわかれば…”という考えに行き着いてしまうのは、決して珍しいことではありません。
相手の真意を知りたい、連絡できる手段をもう一度持ちたいという強い思いは、恋愛に限らず、友情や信頼関係の中でも起こりうる感情です。
「どうしても連絡を取りたい」と願う背景には、それぞれの事情と、胸に抱えた未練や誠意があるはずです。
このように、LINEから相手の電話番号を知ることは、仕組み上とても難しいのが現実です。
それでも、「どうにか連絡を取りたい」「事情を説明したい」と思う方もいるはずです。
次の章では、実際にどのような理由でLINEから電話番号を調べようとするのか、よくある背景を紹介していきます。
LINEから電話番号を調べたいのはどんなとき?

LINEから電話番号を知りたいと思う状況は、人それぞれです。
ただ、多くのケースに共通しているのは、「もうLINEでは連絡が取れなくなってしまった」という切実な事情があるということです。
突然のブロックや未読無視、アカウントの削除など、理由もわからないままつながりが絶たれてしまうと、「せめて電話番号だけでも知っておきたい」と感じてしまうのも無理はありません。
また、相手との関係性や、過去のやり取りの中で築いてきた信頼や期待があるほど、その喪失感は大きくなります。
実際に私たちのもとにも、同じような気持ちを抱えた方からのご相談が数多く寄せられています。
ここでは、その中から代表的なケースをもとに、LINEから電話番号を調べたくなる背景についてご紹介していきます。
マッチングアプリやSNSで知り合った相手が突然いなくなった
恋人未満の関係では、電話番号まで交換せず、LINEだけでつながっているというケースが多くあります。
特に、マッチングアプリやSNSで知り合った相手とは、やり取りの入り口がLINEということも少なくありません。
そんな中で、ある日突然ブロックされたり、LINEアカウントが削除されてしまったりすると、他の連絡手段が何もない状態に。
「もう少し話したかった」「突然の音信不通に理由を知りたい」という気持ちから、LINE以外の手段を探そうとする方が多いです。
金銭トラブルの相手と連絡が取れなくなった
LINEだけでやり取りをしていた相手と、いつの間にか金銭の貸し借りをしてしまったというケースは少なくありません。
特に、恋愛感情が絡んだ相手や、ネットで意気投合した友人などから「どうしても生活費が足りない」「家賃が払えない」「ビジネス資金を立て替えてほしい」と頼まれ、つい振り込んでしまったという事例も数多くあります。
中には、10万円以上、時には数百万円という金額を貸してしまったあとに、LINEをブロックされてしまったという深刻なケースもあります。
電話番号も住所も知らないままLINEだけでやり取りしていた相手が、突然音信不通になるというのは、心理的にも金銭的にも大きなダメージになります。
このような場合、「相手と連絡を取りたい」というよりも、「返済を求めるために確実な連絡手段を確保したい」という現実的な目的で、電話番号の特定を考える方が多くなります。
突然のブロックや既読無視で不安が募っている
LINEのメッセージが突然既読にならなくなったり、明らかにブロックされたと感じるような状況になると、誰でも戸惑いや不安を感じるものです。
特に、時間をかけて信頼関係を築いてきた相手や、日常的に連絡を取り合っていた相手から突然連絡を断たれた場合、そのショックはより深くなります。
「何かトラブルに巻き込まれたのではないか?」「自分に原因があったのかもしれない」と自問自答しながら、相手の状況や気持ちを確かめたくなるのは、ごく自然な心情です。
「このまま終わってしまうのは納得できない」「一度でいいから気持ちを伝えたい」と、未練や想いが残る中で、連絡手段のひとつとして電話番号を知りたいと考える方も少なくありません。
実際に当社に寄せられたご相談の一例

何度か会ったこともあり、連絡も頻繁に取り合っていて、私は少しずつ信頼していたつもりです。
ですが、ある日突然既読がつかなくなり、いつの間にかブロックされていました。
名前もフルネームでは覚えておらず、電話番号も住所も知らないままLINEだけでつながっていたので、完全に連絡手段がなくなってしまい、不安で仕方ありませんでした。
お金のやり取りも少しあったので、「このまま泣き寝入りなのかな…」という思いが強くなり、相談だけでもしてみようと思って連絡しました。
・相手のことを深く知る前に信頼してしまったことへの後悔
・「もう一度話したい」「事情を聞きたい」という思いが消えなかった
このように、「LINEから電話番号を調べたい」と考える背景には、人間関係・金銭トラブル・感情的な混乱など、さまざまな事情があります。
しかし、気持ちが焦っているときほど、安易な手段に頼ってしまいがちです。
次の章では、実際に多くの人が試してしまいがちな“やってはいけない調べ方”について、注意点を解説していきます。
絶対にやってはいけない電話番号の調べ方

LINEから連絡が取れなくなった相手にどうしても連絡したい。
そんな思いが強くなればなるほど、「自分でなんとか調べられないか」と焦ってしまう気持ちはよくわかります。
何もできない状況が続くと、「待っているだけではダメかもしれない」「動かないと何も変わらない」という思いに駆られる方も少なくありません。
ですが、インターネット上には一見便利そうに見える方法が数多く紹介されている一方で、その多くが違法行為やトラブルにつながる危険な手段であることも事実です。
ここでは、実際にやってしまいがちだけれど、絶対に避けるべき調べ方についてお伝えします。
相手のアカウントに不正アクセスする
「相手のスマホを借りたときにLINEの設定を勝手に確認した」「パスワードを推測してLINEにログインを試みた」といった行為は、たとえ親しい関係であっても立派な犯罪です。
こうした行動は、不正アクセス禁止法という法律に明確に違反しており、刑事事件として扱われる可能性もあります。
一時の感情や焦りで踏み込んでしまうと、自分自身が加害者となってしまい、取り返しのつかない事態を招く恐れがあるため注意が必要です。
どんな理由があっても、正当な手段でない限り、他人のアカウントに無断でアクセスしようとすることは絶対にやめてください。
LINE IDから番号がわかると謳う違法サイト・業者を利用する
ネット上には、「LINEのIDから電話番号がわかる」「アカウント情報を抜き出す裏技」など、誤解を招くような広告やサイトが数多く存在します。
しかし、これらの多くは信頼性のない業者や、個人情報を盗み取る詐欺まがいの手口である可能性が非常に高いです。
一見それらしく見えるサイトでも、実際にはまともな業者ではなく、お金を払わせるだけで何の情報も得られなかったという被害も報告されています。
知らずに依頼してしまえば、自分自身が違法行為の片棒を担ぐことになったり、個人情報を逆に抜き取られるといった二次被害につながる恐れもあります。
SNSで相手を詮索しすぎてストーカー扱いされる
相手の名前や過去の会話に出てきた情報を手がかりに、SNSで検索を繰り返す方も少なくありません。
しかし、過剰な詮索や、相手の知人にDMを送ったり、別アカウントで接触を図ろうとする行為は、場合によっては「つきまとい」と受け取られ、ストーカー規制法に触れる可能性もあります。
「どうしても話したい」という一心で行った行動が、相手に恐怖を与えてしまうこともあるので、行動を起こす際は冷静に考えることが必要です。
どんなに心配でも、一線を越えてしまえば“加害者”と見なされてしまう危険があることを知っておきましょう。
焦りからくる行動が、結果的に自分を追い込んでしまうことも
相手の電話番号を知りたいという気持ちは理解できますが、違法な手段や無理な行動をとってしまえば、状況が悪化するだけでなく、自分自身に不利益が返ってくることさえあります。
不安な気持ちが強くなっているときほど、冷静に、正しい方法を選ぶことが大切です。
次の章では、どうしても相手と連絡を取りたいときに、どのような対処法があるのか、正しい方法を解説していきます。
正しい対処方法とは?自分で出来る対応を冷静に見つめなおす

電話番号をなんとかして知りたいという気持ちが強くなると、つい行動を急いでしまいがちです。
ですが、一度立ち止まって「自分に今できることは何か」を冷静に見直すことも大切です。
ここでは、相手に危害を加えたり、違法な手段に頼ることなく、自分自身で無理のない範囲で試せる対処法をいくつかご紹介します。
共通の知人やつながりを思い出す
意外と見落としがちなのが、共通の知人や友人の存在です。
マッチングアプリやSNS経由で知り合った相手であっても、共通のフォロー関係や、以前の会話に出てきた人物など、つながりをたどれるケースがあります。
そのような人物が思い当たる場合、直接的に連絡先を聞き出そうとするのではなく、「心配していること」や「もう一度だけ話がしたい理由」を簡潔に伝えた上で、「もし可能なら、相手に伝言をお願いできないか」と依頼するスタンスが現実的です。
あくまで伝える内容は丁寧に、感情的にならずに「連絡を取りたい意思がある」というメッセージを託すことが大切です。
このような間接的なアプローチであれば、相手に圧力を与えることなく、連絡を再開するきっかけになることがあります。
相手のSNSを確認する
LINEがブロックされた、あるいは消えてしまった場合でも、相手が他のSNSを使っている可能性があります。
たとえば、InstagramやX(旧Twitter)、Facebookなどに、同じプロフィール写真や似た名前で登録していることもあります。
ただし、ここでも過剰な詮索は避けるべきです。
プロフィールを軽く確認する程度であれば問題はありませんが、投稿にコメントしたり、メッセージを送る場合は慎重になる必要があります。
一方的に連絡を送ると、相手に「追いかけられている」と感じさせてしまう可能性があるため、慎重な判断が求められます。
自分の目的と気持ちを整理する
「どうしても電話番号を知りたい」と思ったときこそ、今一度、気持ちを整理してみることも重要です。
たとえば、
・本当に今連絡することが必要なのか
・相手に連絡を取ることで何を伝えたいのか
・連絡をしたあと、どんな結果を望んでいるのか
このような視点で考えていくと、焦りや混乱の中にいた気持ちが少しずつ落ち着いてくることがあります。
ときには、「やっぱり無理に探すのは違うかもしれない」と、自分の中で気持ちを切り替えられる方もいます。
無理をせず、第三者に相談することも選択肢のひとつ
どうしても気持ちが整理できない、ひとりで抱え込むのが苦しいという場合は、信頼できる友人や専門の相談窓口に話をしてみるのも良い方法です。
言葉にして整理することで、自分が何に困っているのか、何にこだわっているのかが見えてくることがあります。
自分では冷静に判断しているつもりでも、他人の視点から見れば「それ以上は危険かもしれない」と感じる部分もあるかもしれません。
冷静な意見を聞くことで、焦りから距離を置き、適切な判断をするきっかけになることもあります。
正しい判断のためには、まず冷静さが大切です
気持ちが強くなりすぎているときほど、思いもよらない行動をとってしまいがちです。
ですが、相手の情報を調べることは、やり方を間違えると相手だけでなく自分をも傷つける結果になってしまうこともあります。
まずは、自分の気持ちを受け止め、正しい手段と向き合うことから始めてみてください。
そのうえで、「どうしても連絡を取りたい」「やはり電話番号を知る必要がある」と感じた場合には、次の章でお伝えするように、専門家に相談するという選択肢もあります。
どうしても電話番号を知りたいときはどうすればいい?

ここまで読んでくださったあなたは、おそらく誰にも相談できずに、ひとりで悩みを抱えてきたのではないでしょうか。
「LINEしか知らなかった相手と、突然連絡が取れなくなった」
その状況の中で、「どうすればいいのか」と不安や未練を抱えて、この記事にたどり着いた方も多いと思います。
実際、私たちのもとにも同じようなご相談が数多く寄せられています。
中には、調査によって連絡先の特定につながったケースもありますし、状況によっては調査に進まないまま気持ちを整理された方もいらっしゃいます。
ただし、すべてのケースに対応できるわけではありません。
相手の情報があまりにも少ない場合や、目的が法律に触れる恐れのある内容であれば、調査をお引き受けできないこともあります。
私たちは、そうした線引きも含めてしっかりとご説明したうえで、必要な調査が可能かどうかを冷静に判断し、誠実に向き合っています。
「このまま何もしないままでいいのだろうか」
そんな思いを抱えているなら、まずはお話を聞かせてください。
あなたの気持ちを否定せず、状況を丁寧に伺ったうえで、今後どうしていくのがよいのか、一緒に考えていきます。
ご相談は無料です。
無理に依頼を勧めることはありませんので、安心してご連絡いただければと思います。
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